2021/01/02

YIL Hyper Booklet - Veterinary Surgical Gallery - Dog : BillrothⅡ法(+Braun吻合)による胃の再建術

 


このたびは、YILハイパーブックレット ヴェテリナリサージカルギャラリー  犬:BillrothⅡ法(+Braun吻合)による胃の再建術 をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。ここはお買い上げいただいた方の専用ページです。巻末のQRコードからいつでもこのページに移動することができます。本ブックレットの内容に対する追記、修正などの情報を皆様に連絡させていただくページとなります。

補足・追記(中島)

まだありません。

撮影後記(山内)

ある日、唐突にナカジ(中島先生)から連絡をいただきました。「本にできる手術をするよ」と。手術はいつも唐突なので、もうなれています。しかも手術はいつも夜なので、帰れなくなることは必至です。宿をとり、特急電車を予約して、3時間半かけて予定日に現地に到着しました。
いつもありがたいのは、ナカジは術前に工程をすべてこと細かく説明してくれるところです。それを聞くことによって、撮影のポイントも見えてきます。何をしているのか分からない状態で単に術創を撮るのと、すべて理解した上で撮るのとでは、撮れる写真が全く違います。ここは全体の位置が分かりやすいように引きの絵が必要だろうとか、ここは正確な抱合を行うから超アップで撮ろうなどといったポイントが分かるのです。特に今回のように助手を使う手術の場合は術者や助手の手の位置や向きも重要な情報となるので、全体像を写す必要もあります。やみくもに高精細のマクロ撮影をすれば良いわけではありません。おかげでずいぶんとマニアックな手術に詳しくなってしまいました。
そんな様々な画角の撮影に臨機応変に対応するために、数年前に入手した世界で唯一のズームマイクロレンズが今回も重宝しました。術中はあまりレンズ交換などする余裕がなく、狭い手術室で下がることもままならないので、術者の脇に立ったままアップも引きも撮れるレンズは優れものです。私にとっては手術撮影に最も適した神レンズなのですが、もう製造していないのが残念です。壊れたらおしまいです。
この日は3千枚以上撮影し、試行錯誤の末、厳選してこのブックレットが出来上がりました。マニアックすぎる内容かもしれませんが、こういったコンセプトで作られている書籍は他にはない、と自負しております。皆さまのお役にたてれば幸いです。また、このブックレットによって多くの動物たちの命が救われることを願っています。

撮影機材

Body:Nikon D500
Lens:AF Zoom-Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6D
         Nikon AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)
Speed Light:SB-5000